序破急。
初代ポケモン(赤・緑)では、レベル等の条件の整ったポケモンが進化しようとする際、
Bボタンを連打する事で「進化」をキャンセルできたのですが、
今更ながら、あの「進化キャンセル」って、具体的にどういう行為なのだろうかと思うのです。
20年越しの疑問です。まず、「20年」という年月が致命的なダメージを与えてくる疑問です。
光陰が刺さる。矢の如く刺さる。
ただ、「進化キャンセルとは」を考えるならば、
その前に、そもそも、ポケモンにおける「進化とは」を明確にしなければなりません。
何しろ、種族名から変わってしまう程の神秘な訳です。
単純に考えると、青虫がサナギを経てチョウになる「変態(いかがわしくない方の意味で)」や、
体長、あるいは、(いかがわしくない方の意味で)身体の一部が大きくなる等、
つまりは、「成長」に類するものと考えるのが、
「短期間で『進化』と呼べるくらいの変化」として自然ですが、
そうすると、「進化キャンセル」は、「成長を阻害するもの」となる筈で、
あまり健康的ではなさそうな感じがするのです。
要は、成長しないようにする、って事ですからね。
「物理的な圧力を加える」とか「そういう効果の薬物を与える」とかが浮かんできますからね。
「赤・緑」って、血と薬物の色なのかな、とか無邪気に勘繰っちゃいますからね。
もしくは、「寝る子は育つ」の逆の考えで、
「睡眠状態に移行させずに覚醒状態を保つ事で、成長を阻害する」という説も考えられます。
この場合、今朝のボクに一番必要だったものは「進化キャンセル」だった、と結論付けられます。
「あと5分」からのナチュラルな遅刻を防いでくれるもの。
睡眠状態に移行させずに覚醒状態を保ってくれるもの。それが、それこそが、進化キャンセル。