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天国旅行記 二周目

クジャクヤママユガ破砕日記
<< Simplification:雲煙過眼 | main | Conflation:玉石混淆 >>
Personification:鳴かず飛ばず

意訳すぎて「竹馬」がどこから出てきたのか、全く分からない。



「白雪姫」や「ヘンゼルとグレーテル」も収録されている「グリム童話」の一つに、
「ルンペルシュティルツヒェン」と呼ばれる物語があります。
皆様も子供の頃に絵本で読んだ事があると思います。
白雪姫。ヘンゼルとグレーテル。ルンペルシュティルツヒェン。

この「ルン(中略)ツヒェン」は、「ガタガタの竹馬小僧」とも訳される童話でして、
あらすじは、「何でも願いを叶えてくれる小人ちゃん」に願いを叶えて貰った女の子が、
「小人の名前を当てられなければ、将来、生まれる子の命を小人に渡す」という取り引きした結果、
その小人の名前が「ルンペルシュティルツヒェン(ガタガタの竹馬小僧)」でした
みたいな、タイトルでネタバレしているストーリーです。
よく正解できたなとは思います。ガタガタの竹馬小僧。
「太郎」とか「ジョン」とかの一般的な名前から当てにいこうとしたら、
発想を三段階くらい引き上げないと出てこないだろ。ガタガタの竹馬小僧。



ただ、この「ガタガタの竹馬小僧」は、日本語訳した際の意訳でして、
原義的には、「ルンペルシュティルツヒェン」は、「ガタガタ音を立てる柱ちゃん」くらいの意味で、
家の構造材が温度や湿度等の変動で軋む音を発する、「家鳴り」現象を擬人化した言葉なのだそうです。
まぁ、それなら何とか当てられる気はする。
家鳴りを擬人化したのであれば、身近ではあるから。
かくいうボク自身、家から出なさすぎて、立ち上がった瞬間にポキポキと関節が鳴って、
広義の意味で家鳴りを擬人化した存在ではあるから。

ボクが。ボクこそが。ルンペルシュティルツヒェンなんだ。
願いは何一つ叶えられないけれど。
この三連休、家から出なさすぎて、願いを叶えて欲しい女の子と出会う機会が一切無いけれど。

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