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天国旅行記 二周目

クジャクヤママユガ破砕日記
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Detonation:釜中の魚

そもそもの意味も分からないですけどね。「渡すけど開けるな」という玉手箱の存在。



ネタバレで大変申し訳無いのですが、
昔話の「浦島太郎」では、ラストで玉手箱を開けたら煙が出てきて浦島太郎が老いる
というオチになっています。
この強制的に老化を引き起こす煙の成分は「不思議パワー」で決着させるとして、
その他の疑問点として、「乙姫様は、どうやって煙状の気体を玉手箱に封入したのか」と思うのです。

と言いますのも、物語を読む限り、玉手箱の生産元はタイやヒラメが舞い踊る竜宮城です。
助けたカメに連れられた、という経緯を鑑みても、竜宮城は海水に満たされた領域な筈で、
そんな水中エリアで「気体を箱に詰める」といった作業が可能なのかと疑問なのです。
無論、それを言えば、竜宮城で数日間を過ごした浦島太郎の呼吸問題もありますが、
こちらは「不思議パワー」で決着させるとして、です。

そこで、水中で玉手箱に気体を詰める方法を色々と熟考してみたのですが、
例えば、「複数の薬品が玉手箱の内部で化学反応を起こし、煙状の気体が発生」はどうでしょうか。
この方法であれば、薬品自体は気体である必要は無い為、
水中であっても玉手箱として完成させる事ができる筈です。
その「複数の薬品」とやらの正体は「不思議パワー」として決着させるとして、です。



ただ、この方法には、「箱の容量以上に煙が発生すると、最悪、爆発」という懸念があります。
そして、そんな被害を避ける為には、箱の中が煙で満たされる前に開けるしかありません。
もしかしたら、浦島太郎が「開けるな」と厳命された玉手箱を開封した真意は、
「爆発を防ぐ為」だったのかもしれません。
もしかしたら、「昔話において、周囲の人々の命を救った」という観点で英雄(ヒーロー)を選ぶならば、
浦島太郎が一番の英雄なのかもしれません。自己犠牲の美学。

| Diary | 23:59 | comments(0) | - |