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天国旅行記 二周目

クジャクヤママユガ破砕日記
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Estimation:弊帚千金

でも、実際、当時の船舶の能力的に「黄金」は大量に積載できない気がする。



15〜17世紀のヨーロッパで「大航海時代」と呼ばれる程に海外進出が盛んになった理由の一つに、
「黄金の国ジパング」を目指していたから、という点が挙げられます。
この「黄金の国」、「東方見聞録」等でヨーロッパで語られていた伝説としては、
「宮殿や民家が黄金で作られている豊かな国」とされていました。
その調子だと、千羽鶴用の折り紙も、全て金色だったのでしょう。指紋が目立つ千羽鶴。

まぁ、結局のところ、皆様もご承知の通り、「ジパング」は日本の事でして、
どうも「中尊寺金色堂」や「金閣寺」の情報が誤って流布された伝説だったみたいなのですが、
仮に、「建材に使えるくらい金を産出しまくる国」があったとして、
本当に建物を金で作るだろうか、とは疑問に思います。
何しろ、「金」です。「メチャメチャ重いのに柔らかい」という性質の金属です。
どう考えたって、建材には向いていません。
従いまして、実際に「黄金の国ジパング」が存在していたとしても、
黄金製とかではなく、一般的な木造の建物が並ぶ町並みだったのではと思うのです。
木造は燃えやすい為、「火事と喧嘩はジパングの華」とか言われていたのでしょう。喧嘩早いジパング人。



ただ、豊富にありすぎるくらい「金」が産出している場合、貴金属としての価値も低いでしょうから、
財貨としても建材としても使えないとなると、意外と「金」に使い道が無いのかもしれません。
「メチャメチャ重い」という性質を利用して、「漬物石」に活用するくらいでしょうか。
「黄金の国ジパング」の名産品、漬物。ジパング漬け。
大航海時代、命がけでジパングに辿り着いた航海士達が祖国に持ち帰る品は大量の漬物。
「え? 黄金の国に行ったんじゃないの?」ってメッチャ言われる。
王様に「黄金の国の名産品です」って献上しても「臭っさ」って怒られる。褒めて貰えない。

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