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天国旅行記 二周目

クジャクヤママユガ破砕日記
<< Utilization:洛陽の紙価を高める | main | Induration:璧を懐いて罪あり >>
Translation:驥をして鼠を捕らしむ

もしくは、投げ縄でお届け、とかでしょうか。「天地無用」が一切無視になりますが。



今日、5月16日は、マリア・ガエターナ・アニェージ(アーネシ)さんの誕生日です。(1718年)
誕生日おめでとうございます。

アーネシさんは、イタリアの数学者なのですが、
当時としては非常に珍しい「女性の」数学者です。
また、その最たる業績は、後年、「アーネシの魔女」と呼ばれる曲線の研究でした。
曲線が「魔女」と女体化された時代です。未来に生きています。18世紀の数学者。

さて、この「アーネシの魔女」という曲線は、ある条件で円周上の点が動いた時の軌跡であり、
具体的な条件や数式は(ボクの理解力を超越しているので)割愛しますが、
これが何故、「魔女」と呼ばれているかと申しますと、端的には、誤訳でして、
ラテン語の「Versoria(縄(の様な曲線))」をイタリア語に訳した際、
「Versiera(魔女)」となってしまったのだそうです。
ただ、アーネシさんが女性数学者で、かつ、卓越した才能を魅せていた事から、
アーネシさんのイメージも相まって、「魔女」として定着したと言われています。
そうなると、もし、アーネシさんが紅顔の美少年だった場合、
この曲線は「アーネシの男の娘」とか言われていたのかもしれません。
やっぱり、未来に生きていますね。18世紀の数学者。



あと、「Versoria(縄)」と「Versiera(魔女)」を間違えるのであれば、
その逆が起こりうる可能性も懸念すべきかもしれません。
例えば、「魔女の宅急便」が「縄の宅急便」と誤訳される可能性を、です。
ちょっと何言っているか分からない流通業者になりますが、
届け先までロープを通して、荷物を滑車で吊るして送り込むとかでしょうか。
ロープを通しに来た時点で荷物を持ってくれば万事解決ですけど、どうでしょうか。

| Diary | 23:59 | comments(0) | - |