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天国旅行記 二周目

クジャクヤママユガ破砕日記
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Contamination:驢鳴犬吠

余談ですが、「粗相」がゲシュタルト崩壊しました。



火事、喧嘩 伊勢屋、稲荷に 犬の糞
−落語「鹿政談」−


落語「鹿政談」は奈良が舞台の噺なのですが、
その冒頭で、「奈良って鹿が有名だよね」と繋げる為に、「各地の名物」を紹介する段があり、
その中で、「江戸の名物」として挙げられているものが、上述となります。
簡単に説明しますと、「火事」、「喧嘩」は「江戸の華」とも言われる程の江戸の代名詞、
「伊勢屋」は、その屋号で商売するお店、「稲荷」は稲荷神社、
最後の「犬の糞」は、イヌのウンコです。
誤解を防ぐ為に、敢えてボカさずシンプルな説明に留めました。イヌのウンコです。

さて、この「犬の糞」ですが、
実際、世界有数の人口を保有していた江戸の町は、相応に飼い犬、野良犬が多かったみたいで、
道を歩いていると、結構な頻度でイヌの粗相を踏んでしまう町だったらしいです。
逆に言うと、当時、道を歩いていて高確率でイヌの粗相を踏む町は江戸ぐらいで、
田舎から上京した人が「都会だ」と実感する場面は、「イヌの粗相を踏んだ時」だったそうです。
当時のナウなヤングにとっては、イヌの粗相を踏む事が最先端のグルーヴだったのかもしれません。
イヤすぎるグルーヴ。江戸の華。イヌのウンコ。



なお、現代の「江戸」であるところの「東京」は、飼い主さん達のマナー向上もあって、
「名物」と言えるくらいにイヌの粗相が落ちている事はないので、
現代版として「東京の名物」を挙げるのであれば、
「火事、喧嘩 伊勢屋、稲荷に 油断すると足首をひねる段差」とかになると思います。
少なくとも、ボクはひねった。東京でなくてもひねっている説もあるが、今日もひねった。
この頻度であれば、名物と言っても過言ではない。

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